髪の毛は生きてるか死んでるのか
以前に床屋に行ったときスタッフに尋ねたことあり。
切っても痛くもないし神経も通っていない、死んでるよ、と。
確かに、とも思う。
爪も同じようなものか。
だから爪も切る。
しかし、そうは思えないことを感じることがある。
痛みは感じないけど、痛みの神経は無いことは確かだが。
そして切っても血が出ることも無いから、血液は通ってないことになる。
しかし、血液のように赤いものではなくとも、何か、何か、あるように思うのである。
髪の毛の色というか見え方というか、身体の調子によりか変化を感じるのである。
朝、髭剃りで鏡に向かうとき、顔の表情と髪の毛の見え方が違う時がある。
白いものの混じる状態にはなっているのだが、その白いものと言ってもいろいろあって、曖昧なグレイのようなものやテグスのように透けるような白いものが混じっている。それが、それの一部がキラッと目立つときがある。
それは決まって、前日に何か気持ちに神経に何かあるような日だったこと。
そしてそれが数日すると特にそれほどでもなく、以前のように戻っているようなもの。
体調によって髪の毛の状態が変わるのである。
それも毛の根本が変わるのでなく、その先まで全体で見え方が変化するのである。
これは何だろう。
何かが関係している。
それによって、毛の状況、成分、何かが変化している。
きっと、血液ではないが、赤い色も見えないから、しかし、何かがある。
植物だってちゃんと通ってる、先端まで、栄養が、春には芽を出し、そして成長する、そして生きている。
だから、髪の毛は「生きている」のだ。
もうひとつの論点になるが、。
髪の毛だけで言うのではなく、毛、体毛、一般に。
毛の長さは、その部位により、個人差により、その長さには何か法則がある。
いくらでも伸びるところがあるかと思えば、ある毛は、例えば、睫毛、眉毛、そして腕、足、指先、いろいろ、人間は多かれ少なかれ、相当の毛に覆われている。
ところがその毛は、剃ったり切ったりしなくてもある長さまでで落ち着いてしまっているものがほとんどなのである。
その例外として髪の毛、それから髭だな。
部位により異なるのではあるが、それぞれに伸びる限界がある。
それを切ってしまうと、それを補うように毛はまた伸びる。
そしてある程度、決まった長さになると、その長さの成長は止まる。
長さは自動的に止まるのである。
何故だろう?
途中で切られた切り口は拡大して見ればスパッと切られた形であろう。
それが自然に伸びると先端はスーッと細くなってやさしく終わるようになってる。
これは、長さを増すためには根元から成長で伸びているとは思うが、先端においても本来の形になるように、長さも伸びているのではないかと思うし、そして先端の形が自然な形になるように成長変化しているように思える。
まあ、そのほかにも、洗った毛が数日すると油脂のような、老廃物のようなもので表面に出てるようであり、これが髪が汚れるということになり、だから適度に洗う必要にもなると。
まだ言いたいこともあると思うし、しかしまとまりが無くなってくるし、この辺りでよしておくが、うまく説明できないが、何かあるように感じている。
ここでも人体の不思議の一角であろうと思っている。
思うだけではなく、確認するためにはどうすればいいだろう。