昔のNTTの電話機「ハウディ・ホームテレホンS」の不調について

今時そんな電話機は存在しないも同然。実際に我が家でもずっと前から使用していなかったのである。
「H106型ホームテレホン」もしくは「ハウディ・ホームテレホンS」である。
現在の住まいに入居したのが1980年代はじめ。当初は昔なつかしい黒電話が設置してあった。
それを2階にも電話を設けたいとしてホームテレホンに変えたのであった。

で、現在はというと、ファックスも出来るようにと、パナソニックのパーソナルファクシミリ「UF-A7WCL」を購入したのは、2000年9月のこと。
それはコードレス子機が2台付属のもの。子機はもう1台欲しくて、追加購入していた。

これにより、それまでの有線でのホームテレホンセット(親電話1台、子電話2台)はお役ご免となり、捨てるのも忍び難くお蔵入りとなっていたのである。

それが最近になって、使えるものなら使おうかと、引っ張りだしてきたのである。

実はそのホームテレホンは使用しなくなってからも、その配線の名残は残ったまま、それは当時の配線がやや強引(!)で、居間の電話機につながるローゼットから2階への子電話への配線は、ローゼットの壁の裏側に突き開けて、そこから2階への配線を行っていたのである。
そしてそこに、食器棚を押し付けてしまっていたために、おいそれと簡単には配線の整理が出来ない状態だったのです。
それが先ごろの家の中の整理で家具を移動しての床の補修とかを行った際に、ついでにこの名残の配線も整理したのである。

一方、我が家には会社用の電話回線もあって、そちらは現在はほとんどインターネット用になっていて、光回線になっている。
ここにめったに使わないのだけど、やはり電話機が必要で、家の電話回線とをまとめてひとつの電話機で利用できればいいのだが、ちょっとうまいものがないので仕方なく、簡単な電話機を付けてはいたのだが、こちらが結構だめになったりで、何代か変わってきている。ちょっと前はコードレス電話を付けていたのだが、バッテリーがおかしくなってきて、そうなると有線受話器がないものだから全く役に立たないことに。
そこで登場したのが、永らくお蔵入りしていた、昔のホームテレホンである。
配線は整理したけど、2階の子電話への配線は残してあり、親電話機をちゃんと設置すれば昔のように使用できるはずなのである。そうすれば会社用の電話も2階でも利用できるようになるのである。

そして接続してみたのである。まず自宅用電話として使えることを確認してから、会社用の電話に設置をして、そして使える、と思ったのであるが、実際に使えるようになったのであるが、ちょっと問題が発生なのである。
電話がかかってきていなのに、呼び出しのような(実際の呼び出しとはリズムが違うが)プルプルとの音が鳴ってしまうのである。
これがいつも鳴るのでもなく、鳴るときがあるのである。
実は8月ころに設置をして調子がいいと思っていたら、鳴り出してしまい、親電話機の電源を抜くしかないのである。しばらくしてから試すと大丈夫のようなのでそのままにしていたら、真夜中に鳴っていたよ、と家族の話。

あきらめて電源抜いたまま。このホームテレホンは停電でも親電話機だけは使用可能。その代わり呼び出しの音が鋭いキーキーとの音でちょっとたまらないのだが。

さて、これまでの経緯の話だけで長くなってしまったので、続きは後でにする。