この前の日曜日、荒川土手でタヌキとおぼしき

秋ガ瀬橋を志木側に渡った土手でタヌキらしい生きものを見た。
この前の日曜日だから、12月7日(日)午後1時ころ。天気は快晴。
犬か豚か何なのかわからず、今でも何だろうというところではあるが、だんだんタヌキではないかと思うようになってきた。

荒川土手の志木側から、丁度、秋ガ背取水堰の入口のところに堤防を上がるところの直ぐ横の草むらである。行くときは居なかったのだが20分ほど土手で写真撮りをしたりしたあとで帰ろうかと土手を降りる途中で見つけた。
犬かなと思ったが、体つきをみるとちょっと違うように。
ただほとんどの毛が抜けているようで、皮膚のだぶだぶが醜く見えるのである。まるで家畜、豚などが病的に脱毛してしまったように。
そしてこちらのことなんか全然気にしてない。せいぜい2メートルほどの距離であったろう。足で音をならしても無視している。これだけずうずうしいのも犬とは違う気もする。草の中に口先を突っ込んで何かを漁っている。そしてときたま何かを食べている。
そのうちその食べているものがにょろにょろと動いている感じが見えた。「みみず」だな、と思った。
草を食べているのではないこは明らかであり、土の中と言えば動物でなければそんなところではあろう。
いくら野生でも犬や猫ではみみずは食べないと思う。(はっきり知らないが)

この体の状態がよくわからない。
これから寒くなると言うのに、毛の生え変わりでもないだろうに。
やはり何かの皮膚病かな。

わからないままに置いていたが、インタネットで検索したりして調べてみたところ、やはりタヌキに思われる。
そして決定的と思われたのが、参照したページでのこと。

http://aqahemingway.nobody.jp/syuki/turi2007-7/turi2007-7-2.htm
ヘミングウェイ釣り記録荒川ウナギ編2007年7月26〜27日」

で書かれていることです。
”みみずを食べる”ことです。

もう空腹で、みみず漁りに夢中になっていたのでしょう。
タヌキは夜行性と思っていたのでこんな昼間にそれも快晴でまぶしい天気の中で(私は富士山の写真を撮るために荒川土手に行ったのだ)こんな中にタヌキが行動しているとは思えなかったものである。

この顔つきと、みみずのこと、そして後ろ足の曲がり具合など、からこれは「タヌキ」であると確信(?)するにいたった。
しかしなぜこんなところに。ちょっと気持ち悪いこともあり、それ以上に近づくのをためらわれたのであるが、今度は改めて調査に行ってみようかとも思っているところである。


写真を間違えた!
土手の写真であった。その左下の土手の途中でのことである。

もう一枚、タヌキと思しきもの。