RoboCopy(その4)ミラー処理の履歴管理方法について
ミラー処理の履歴管理の要綱を出してみる。
・実行ログを処理実行単位で管理する
・このログ内容から該当データを特定できる仕組みとする
・戻したいファイルを見つけ、復活させる道を設ける
こんな感じで進めるか。
1.まず実行ログの管理だ。
(1) ログは、ミラー側のフォルダのトップにこちらも代表の履歴フォルダ名をトップとする構成を考える。
その下に、各実行ごとのログと過去データ格納用としてサブフォルダを設ける。
そのフォルダ名には実行日時と簡単に状況を付加する。(例えば同期処理数があれば変動の規模を把握できる)
(2) 次に過去データの収録だが、
これはログと同じフォルダでも別にしてもいいが、同じフォルダの場合はそのフォルダをエクスプローラーで見たときに見つけやすいように、名前の先頭文字に並び順の早い文字にするとかすればいいだろう。
例えば「@」文字を付加するとか。
(3)過去データの元所在の示し方
これには工夫がいるかな。
要は、元の所在のフルパスがわかればいいのだから。
でも、それを、構造そのままに作成するのは無駄ばかりで運用には難しい。
それで考えたのが、フルパス名のままでファイル名にすることである。
でもそれではパス区切り文字の「¥」の文字はファイル名には使用出来ないので、
この代わりの文字として「#」を使うとか。
(さらにこれらが実のパス名中に存在することを考えれば、これをエスケープするために、「@」文字と組み合わせるとか。)
※するとまた問題が発生する。ファイル名の文字数制限の問題、およびさらなるエスケープ文字の問題。どこかで割り切るしかないか?使用環境にもよるし。もっと変換テーブルとか考える必要があるかも。
(中断)