Windowsで、保存しておいたインターネットページのショートカット(リンク)から起動すると、IE(インターネットエクスプローラー)で起動される。
サイトによってはIEではなくChromeで起動したいものもあるのだが、そのためにはまずChromeを起動して、その中で、ブックマークを利用して起動すればよいのであるが、これを直接にショートカットから開きたいのである。
言い方を変えれば、よく使うサイト、あるいは後に何かの折に参照したいと保存しておきたい場合に、ブラウザのブックマークで管理するのではなく、ある情報と関連するように、そのフォルダーとかにショートカットで保持しておきたいのである。
これは既定のブラウザとしてIEを設定しているためではあるのだが、だからこの既定をChromeにすれば解決することではあるのだが、だが、そうもしたくない理由がある。
IEを標準としておきたいものもあるのだ。
サイトによってはIEでなければうまくないものもある。
またさらにWindows10になってからはEdgeも登場してきて、こちらを標準(既定)にするMicrosoftの目論見もある。
これらブラウザが身近に複数あって選択できることは良いのであるが、それが好みだけで決定できるのであれば良いのであるが、ところが実際には微妙に異なっていて、サイトによっては動作が異なる、あるいは動作しないなんてのもある訳で。
だから単純にどれかを決めることが難しくなっているのである。
そんなことで、最近はChromeを使うことが多くなっている。
これは、複数パソコンを使うこと、スマホでも使うことから、その連携に優れていることが大きい。
それでもパソコンでのブラウザの既定は、前に述べたように、これまでのIEとしておきたい訳で、その上での使い方を考えていたのである。
デスクトップに置いたショートカットもサイトによってはChromeで開くようにしたい。
出来てしまえばどうってこともないのだが、ブラウザからドラッグでショートカットを作成するだけでは単にサイトのURLを保持するだけに過ぎないので起動するときに既定のブラウザが使用されてしまう訳で、ならば起動するブラウザもショートカット中に含めればよい訳で。
それで、ショートカットを加工、あるいは作成することをしてみた。
ショートカットのリンク先として、まずプログラムを指定して、その引数としてURLを指定する。
プログラムの指定はあまり操作することが少なくなって馴染みではないが、スタートメニューを利用してその起動プログラムを求める。
Windows10では、
スタートメニューからChromeを見つけ、”Google Chrome”と表示されている、それを右クリック、「その他」、「ファイルの場所を開く」と進めると、そこを指した形でエクスプローラーが開く。
このエクスプローラーから目的のプログラム名(ここでは選択中の「Google Chrome」)をF2を押して名称の文字列を編集可能にしてコピーする。コピー後は変に編集しないようにESCで編集を解除する)を控えておく。
さらに、エクスプローラーの上部のパス窓を右端側空き部をクリックすることでこれも編集モードになるのでコピーして控え(メモ帳などのテキストエディタを作業用に開いてそこに控えて作業するとよいが)、このパスの最後にYENマーク(ここではバックスラッシュとなってYENマークが表示されないが)を付加したうえで、その後ろにプログラム名を連結すると、ショートカットに設定するプログラムとしての内容が出来上がる。
さて、次に肝心のurlであるが、これを後方に連結するのであるが、そのときに間にブランクを1文字入れて行う。
こうして出来たプログラムとURLにより構成された文字列をショートカットのリンク先に設定するのである。
ショートカットのリンク先は、ショートカットアイコンの上で右クリックし、表示されたサブメニューから「プロパティ」を選択するとプロパティウィンドウが開くのでタブ「ショートカット」(このタブが最初に開いている)の”リンク先”の窓の中の文字列を、先に用意していた文字列で置き換える。
これで、既定のブラウザで開くのではなくChromeで開くショートカットができる。
この後、このショートカットをもっと見やすくするためとして、ショートカットの表示文字を変更するとか、アイコンを変更するとかすると良いのであるが、これは機会があれば別途で表してみようと思う。
本当はここでまとめて書きたいと思って書き始めたのであるが、こと説明としてしようとすると、丁寧にしようと思えばどんどん細かくなって、簡単なことでももの凄い量になってしまう。
どのレベルで記述するかの問題であるのだが、書いてみると難しいものだと感じる。
誰が見るためのものか、ターゲットに割り切らないと無理と思った。
ある程度しっている人に対してなら極く簡単な説明で済むものが、そんなに知らない人に対すると、どんどん余計な説明をしなくてはならなくなり、説明量がドーンと増えてくる。
極端な言い方をすれば、もし言葉が通じない人に対してならまず言葉の説明というか、言葉の通じるためのことが必要とか?!
こりゃ、だめだ!?