我が家の台風24号被害

それほど大げさなものでもないが、BSアンテナがずれたこと。

屋根の上の地デジのアンテナのことばかり心配していた。

アンテナは他にBSのがあるが、これは二階ベランダの淵に取り付けている。

そんなに取り付け具の丈が長いものではないからと心配していなかった。

ところが今日になって家内が、向きが変わっている、と言う。

そう言えば、テレビで地デジはいつものように見ていて、普通に見れているから何とも思わなかったが、BSは見ていなかったのだ。

それで見てみると、たしかに電波が掴めてない。

確かに向きが変になっている。

 

では、直さなければ、となった。

このアンテナ、昨年だったが、長年使用していたアンテナが機能しなくなり、新しいのを買ってきて、そして自分で取り付けしたもの。

屋根の上でなく、ベランダの手すり辺りでもなら、自分でもできるだろうと。

そし問題は、アンテナの向きの調整である。

受信感度を確認しながら、微妙な調整を要するものである。

だから、現在どのくらいの受信状況であるかを見ながらの必要があるのだが、2階の外と、1階の居間のテレビとでは確認が難しい。

プロの設置業者の場合は、わざわざテレビの画面を見ずとも、アンテナからの出力を測る装置があるようで、それを見ながら角度を調整し、感度の一番大きいところに合わせるようである。

個人でそんなもの持ってる訳ないから、どうするか?

誰か、家人に移り具合を見て、その具合を伝えてもらう手ぐらいしかないのが普通だろうが、それとてうまく伝わらないものだし、ちょっと考えた。

当時、スマホが(格安のが)3代目くらいになり、前のが通信契約は無いとしても家のネットのWiFiを使うことができることから、その2台同士でLINEのテレビ電話接続を行うのだ。

そして一台をテレビの前で、テレビ画面を映し、そしてもう一台で、それを見ながらアンテナの調整を行う。

これがすこぶる上手くいったのである。

 

おおまかに電波を捕らえられてからは、テレビの画面に受信感度表示の画面にして、それをリモートのスマホで見ながら、微調整を繰り返す。(画面の反映には多少のタイムラグがあり、1、2秒の遅れがあるが、その辺りは人の伝達方法に比べれば何でもないことであり、十分すぎるほどの効果あり)それで一人で出来たのであった。

 

それで今回も、と思って、しかし、何か、うまくいかない。

LINEのカメラ通話が思うようにいかない。

なかなか映像がつながらないし、たまにつながっても静止画像がちょっと出るくらいで、そのうちに切れてしまうのだ。

古い仕様のスマホだったりするから仕方ないのではあるが、それでもこれでLINEで連絡に使っていたこともあったのだが、、、

 

それはあきらめた。

でもテレビ映像を確認しながらでないと、難しい訳で。

次に考えたのが、スマホとパソコンの組み合わせだ。

パソコン(ノート型)にもカメラ機能があるので、それでテレビ画面を映し、さてそれから。

その画面をパソコンで見る方法だが。

最近使っていた、遠隔操作ソフト、「TeamViewer」である。

(あいにくと、このソフト、個人使用では無料と言いながら、最近は「商用の疑いあり!」と有料の契約を迫る方向に動いているらしく、そのライセンスにしないと、30秒ほどで打ち切りになると。(実際には5秒もしないうちに打ち切られるといった、理解しがたいシステム)

(それでもその有用さは認めるところで、でもそのために年だったか10万円くらいだったか、できる訳がないでしょう!)

で、そのソフトの利用にあたって、ユーザー登録でのデバイス登録(これをすると、登録されたデバイスにはあらかじめのパスワードで接続可能)の使用ではなく、スポット的な利用法と言うか、接続相手パソコンでの起動ごとに異なるパスワードを連絡受けて、それで接続する方法なら可能なようで、これで接続してみた。

(尤も、これでさえ、すでに商用云々と認定されてしまったパソコンではだめだったような。今回はまた別にオークションで入手した新しいパソコンだったので、それで可能だったかも知れない)

 

と、その有用なソフトであるが、有料なんてできるものでもない状況で何とか利用できることで、それを利用して遠隔で映り具合、受信感度を確認しながら、アンテナの調整ができたのであった。

 

状況を残しておこうかと、その顛末を記してみた。

(以上)