EXCEL処理が遅いし異常も起きる excel2013以降でか

もう10年以上も前に自分で開発し使ってきている経理家計処理excelなのであるが、いろいろと異常や不都合が起きている。
VBA処理の何かが環境(OSやEXCEL)バージョンに合っていないのかと、整理を進めてみた。
しかし状況はあまり良くない。

どうも、元がExcel2002(XP)であり、いろいろパソコンのある中でExcelのバージョンもいろいろあって、まだExcel2002もあることからどのパソコンでも可能なようにExcel2002互換で動作させているのだが、この辺りに無理があるのかなと思い始めている。

主な異常を上げてみると。

・ある処理を実行したあとにExcelのCPU使用率が上がり、冷却ファンの回転が速くなり騒音が大きくなる。処理も遅くなる。
  別ブックでVBAを動かし、sendkeys処理をしているのだが、これを自ブックで行うようにしたら解消したようだ。

・Application.Statusbarでのメッセージ表示が怪しい動き
  何度か表示を続けるうちに、表示内容が古いもの(たぶんはじめに表示したもの)に変わってしまう。こんなときはその時の分だけ実際には処理が行われていないように全体の処理が遅くなる。
  タスクバーのアイコンを右クリックするときに出るメニューが表示されなくなる。(ほかの何かをすると復活することもある)
  スタートメニューが表示されなくなる。(スタートボタンをクリックしても反応しない。右クリックは動作するので、これで再起動の操作を行うことはできたが。)
  OneDriveを指してエクスプローラが大量にいっぺんに起動される。(たまに発生)

同じ処理をexcel2002およびexcel2003で実行する分にはこんなおかしな事象は発生しない。
また異常とは言えないまでも、処理速度が落ちている部分がある。
パソコン機種により性能が異なるので比較は難しいのだが、excel2016のパソコンは性能はかなり良いのに、その家計のexcel処理では逆にかなり遅いものがある。その処理の中にはソート処理や計算再実行処理なども含まれ、この辺りはexcel2003以前に比べると早い部分があることから全体としては処理時間は同じくらいとなっているのだが、ちょっとこれではバージョンを新しくすることに意味がないものになると思う。

こんなはずはないと思うのだな。
パソコン性能も上げ、OSもWindows10で、excelは2016、さらにHDはSSDにしているものでこんなものでは困ったものである。
この辺りに影響を与えているのが、互換モードなのかと思ってもいる。

なかなかにexcelファイルをバージョンアップすることには懸念も含め、切り替えに抵抗をもっている。
古いパソコンを複数台維持しているため、すべてを新バージョンにするにはソフト費用も問題となる。

しかし、いずれはそうしなければ維持は難しいとも思うし、新しい方のパソコンの利用割合が高くなってくれば古いパソコンもだんだんに移行されてくれば大体の切り替えは可能になるとも思う。

今はWEBサーバーの移行(win98⇒Win7あるいはWin10)を課題として取り掛かってもいるのだが、このexcelに関してもバージョン切り替えを模索していくことにする。
まず部分的にファイルを新タイプにしてみて、並行して動作を確認してみる。