クレジットカードのエンボス文字、あれ邪魔
またクレジットカードを作ってしまった。
もういらないのだけど、だからあまり作らないようにしているのだけど。
だけど、何かしようとすると、それを条件にしているところもあるから、その独自のカードを作ることが。
そんなところは利用そのものをしたくないのだが、でもしょうがないんだな。
まさに仕掛けに乗らざるを得ないとは。
で、ぴあカード、作ってしまった。
家内が観たいコンサートがあり、そのチケットを確保してあげたいと。
年会費も高いし、当面1年は無料とかだから、そこで考えようと思ってるけど。
その甲斐は有って、チケットは確保できた。
そして、カードも受け取った。
そこで、カードを手に取ってみてのことだが。
思い出したのである。
いつも思うこと、カードのエンボスのこと。
嫌なのだな、このエンボスが。
ぼこぼこ、ざらざら、手触り良くないし。
何より、薄いはずのカード、だが、このエンボスで厚みは倍くらいになってしまうのだ。
1枚だけなら何とも思わないけど、他のカードを一緒に重ねて持つと、
このエンボスの分だけ、隙間が出来、結局枚数の分の厚さ、プラス、その間の隙間となり、ほぼ倍の厚みとなり、同様のカード、ポイントカードなんかでもこのタイプがあったりすると、これらを数枚、いや5、6枚持つと、カード入れが膨らんできてしまう。
時代的にもう必要ないと思うのだけど、やめないのだな、どこも。
中にはエンボスでない、エンボスレスと言うみたい、のもある。出てきてる。
ビューカードがそうだ。
だから、すっきりしてる。
そういえば、みずほマイレージクラブカードもエンボスレスだった。
だから、このみずほのカードは持ち歩いていても気にならない。
カード入れはほんの安物だが、半透明くらいのビニール製のもので、他のエンボスのカードを入れておくと、それが接しているビニールが文字の形で押されて、ビニールにエンボスを写されてしまって、格好悪いし、みっともないし。入れる位置が変わったりすると、そちらこちら、あちらこちら、ケースが台無しになってしまう。
もちろん、厚みそのものが、前に言ったように、たまらない。
おっと、▼
すぐ上で述べたエンボスレスで、みずほのカードがそうだと言ったが、ちょっと単純にそうでもないことがわかったので言い添えておく。
今、これを書いてる途中で、家内に話したりしていて、そうしたら、家内も同じみずほのカードを作ったと、思い出してきて、そしてカードを見せてくれて、そして一見したら、なんと、エンボスがあるではないか!!
ややや! なぜ!
カードの種類、機能、同じなのだが。
提携の内容は異なるけど、マスターとかVISAとか。
しかし、解せなかったのだが、そのうちに何となくわかってきた。
自分のカードにはスイカ機能が付いたものだった。
家内のはスイカ機能は無いものだった。
一方、ビューカードはエンボスレスであることは先に書いた通りで、その自分のカードはスイカ機能があることから、スイカマークの他にさらにVIEWのマークも表示されている。それにどことなく見覚えのあるデザイン、そう、ビューカードの雰囲気なのだ。
つまり、みずほのカードは、セゾンカードでもあるのだが、その中でもスイカ機能付きカードの場合はビューカードのデザインになるようなのだ、と。
確かにデザインがビューカードと同じだ。いや、そうでもないな、デザインは違うな。では、なんだ、そう、雰囲気だ。エンボスレスで面がすっきりしてる、その雰囲気かな。
それが、同じみずほのカードでも、その種類によって、今言えることは、スイカ機能付きとそれ以外としか言えないのだけど、それによってエンボスの有無まで違うカードになっていたこと、それに今気付いたのであった。
別にスイカ機能が欲しかったほどではなかったのだけど、ちゃんとビューカードも有って、そしてモバイルスイカを使ってるから、スイカ機能はいらないのだけど、それを選んでいた。
でも、その選択で良かった。
ビューカードとみずほのカードの2枚は、エンボスレスですっきり持てるから、いつでカード入れに有って、利用頻度は高い。
当初はみずほのカードを多用していたが、ビューカードは年会費500円があり、利用でのポイントの還元が良いのでこちらを利用して年会費くらいをペイしたいと、最近はこちらを利用するのも多い。
一方で、エンボス有りのカードは嫌いだ。
持ち歩くのにも嫌だから、持ち歩きせず、ネットの取引とかでどうしてものときは家でパソコンで入力したりで利用する程度。
一般にお店での買い物には使わない。
エンボス有のカード、それでも持ちやすくするために、エンボスを削りとることを考えたこともある。そして実際にやったこともある。
しかし、これが普通には結構難しいのである。
カードの面を傷つけないようにやることが難しい、何か特別の道具でもないと。
カッターナイフを寝かせて、エンボスで出た部分だけを削りとることをしてみた。
うまくいった部分もあったが、頑張ると、そのうちに刃がそれてカード面に傷を付ける。
クレジットではないが、イオンのオーナーズカードなんてのも同様にエンボス有りで嫌らしいから削ってみたら、ある程度までうまくいったが、もう少し綺麗に、と思って進めたら、今度は傷がどんどんひどくなって、他のカードはだいたいが機械相手なのに、それは人が見るものだから、ちょっと見た目がひどくなってしまい、使う勇気がなくなり、かと言って治すことも交換も不可で、結局は株を無くして失効させて、それからまた取得なんてバカみたいなことしたのである。
それから同じくイオンのクレジットカードの方も同じくエンボスを削った。
削り取りの技術が少し上がって(?)、少しはマシに仕上がって何とか持てるようにはなっているが。でも、大変な作業であることよ。
また、余談になるが、だいぶ前のことだが。
まだUCで富士カードなんて持っていたときだな。
UCカードのバックの4銀行のひとつ富士銀行のカードだった。
(その後、UCカードは年会費があったし、セゾンが年会費ゼロでみずほにも広がってきたので乗り換えた)
そのカードでのエンボスにまつわる思い出話である。
あるとき、カード入れに、このカードと他のカードも何かクレカではなく何か固いものがあって、それに接していたのだろうが、そのカード入れを車のダッシュボードに置いたままにしていたことがあった。
そして気付いてみると、中のそのカードのエンボスが潰れて、元の穴に戻るようになって、そして表面が平になっていたのである。(そんなカードも記念にでもないが、保存してあるので、今見てみたら、本当にきれいに平になっている。)
車中の暑さの中で、エンボスも柔らかく(溶けそうに)なって、傍に接していた平らな面に押されて、アイロンで押し付けたように、綺麗に平らになったものであった。
そんなことの記憶からエンボス削りよりもアイロンとか利用のことも考えたのだが、いざとは鉄板のようなものの併用とか思うけど、いい材料と道具が無くて実践までは出来ないでいて、スマート言えないカッター削りとなったのだった。
熱によるものは、カードの磁気機能への影響も心配だし、あまり経験積まないと問題かも。
当時の車中での出来ごとの後のカードは使用には問題なかった。なかなかの加減の良かったことだったのだと、妙に感心しているのである。
このようにエンボスでの話はいっぱいになってる。
それがまたまた上塗りになってしまったのは、今でも頑としてエンボスが生きているからだ。化石が生きているようなものだね。
役に立たない、邪魔なやつ、嫌いなやつ、何とか撲滅作戦したいけど、ちょっとネットを見るに、あまりそんな声の無いのは何だろう。
ファミマのクレジット付きTカードはエンボスレスに変わったなんて記事が目についたけど、邪魔との声ほどのではないのだな。
ひとつ目に付いたのが、ビックカメラのカードもエンボスレスだという記事。
それは、やはりと言うか、スイカ機能付きのカードだ。
みずほのと同じだ。
そして、理由として、駅の券売機でカードを通すときに、エンボスがあるとそれが引っ掛かって通せないとかのようである。
でも、エンボス有りカードでも、いろんな機械で使えるから、使うから、それだけではちょっと脇が甘いような感じがする。
思うに、自動改札機の方が関係ありそうな気がしてきた。
いまはタッチ式になってしまったが、少し前の改札に自動機が導入されたころは、カードを通す方式だったから。
何かというとすぐに引っ掛かり、停止してしまい、後続の人が通れずに停滞してしまうことが問題だった。
そんなことで引っ掛かりしにくいように考えたような気がする。
尤も、自動改札機に通すときのカードがスイカだったか、どうも違う、もっと薄い切符式や定期券だったなあと、思い出しながら。
なので、私の思いも的真ん中とはならないようでもあり、関係者の話ならそうなのかと思うところである。
ついつい長くなってしまったような。あまり、こんなことしてられないのだが。だからあまり書けないのだが。書き始めるとだらだらと時間も長くかかってしまう。反省。
(読み直し無しで発行と)