掃除機の分解に成功!日立のコードレス・サイクロン・スティック型PV-BC200

はじめは筐体を開けることが出来ず、手も足も出ない、状態であったのだが、ある道具を探して手に入れて試してみたところから展開し始め、遂には完全に分解するところまで出来た。
さすがにモーター内部だけはばらさなかったけど。
あるページでケースオープナーと言うものを見て、アマゾンには安く、100円もしないであったが、送料がかかるし、二日ほど待たなければならないだろうから、比較的近いところでのホームセンターで置いてないかと見て回ってみた。
それは、スマホを分解するようなもので、たぶん、かなり小型のものだと思う。
プラスチックで嵌め込みにしているところを、隙間をこじ開けるもののよう。
今回は掃除機なので、そんなチャチなものではだめと思いながら、それをスマホで見れるようにして店で聞いてみた。
1軒目、ビバホームでは反応なし。
2軒目、シマホでは、同じ物ではないけど、隙間に何かするものならと、いくつか上げてもらった。
先が広く平たくなっているドライバーようなもの、それから塗料などを撫で付けたりするスクレーパーとか。
ドライバーようのものは、それでも先端の厚さがあって、隙間開けにはならない。
スクレーパーにはいろいろあって、傷付けの心配の無いプラスチックでは柔らかすぎて力にならない。
すると、カーボン製のが案外丈夫で、そして触りがやさしくていいと感じた。
他には、ちょっと見当たらなかったので、それの小ぶりの、サイズのちょっと違うもの2種類を買ってきた。

試してみると、少し隙間を開けることが出来る。
その隙間から、爪の辺りを確認することが出来るようになってきた。
でもプラスチック筐体のかみ合わせを外すのは難しい。
力ではすぐに爪を折ってしまうから。
それでは分解とは言えず、破壊、壊すことになってしまう。

慎重に、道具2本を使いながら、いじっていると、多少力任せでもあるのだが、外れたところがある。
ちょっとパキッとした音がするのでダメージが心配であるが、何とか大丈夫の範囲内かと自己判断をして作業を進める。

作業は進んでいくが、どこまでも難しいところが続く。
簡単にはいかない。

途中で2段階ほどネジもある。
これを外して進める。
ボタン近くのカバー部品を外さないと、このネジの存在もわからないことになっている。
少し力ではがそうとしたが、それ以上では壊れると感じられたので、力はやめて、いろいろ模索していたら、こじあけた隙間の内側から爪を押すような形で、このカバーを持ち上げて外すことに成功した。
そもそもこのカバーが外れるものなのか、一体のものなのかも判別できない状態で作業していたもので、この辺がノウハウの一部を言えるかと思った。

それでやっとネジが発見でき、それを外すことで、筐体全体を半分に外すことが出来たのであった。

すると、内部があらわになり、バッテリー、基盤、配線、そしてモーターと、確認できるようになり、変にバネを飛ばしたりしないかを確認しながら、そろそろと部品の取り外しを進める。

リチウム電池と基盤の間は、赤い電線の案外と太いものが一本、これだけが両方に半田付けされているので外すことができない。

モーターは電線2本をコネクター部分で外した。

これでほぼ取り外すことができた。
まだ組み立てはしていないが、各所で写真を撮っているので、確認しながら行えば問題は無いと思っている。
組み立てをする前にすることがある。
そもそもが、この掃除機、排気が臭くなってしまって、使い物にならない状態だったからである。
一度修理に出したけど変わらず、状況を言って再度見てもらおうかとも思ったのだが、何かと面倒だし、期待も出来そうにもないし。
それよりは自己責任で挑戦してみようかとの気持ちになった。
また、ダメにしてしまったとしても、この本体部分は電池交換時は本体ごと11000円で購入することになってるので、その時には、だね。

それで分解してみて、掃除をしてと思うのだが、匂いのもとはモーターかと睨んでいたのであるが、どうも違うような。
もちろんモーターもだろうが、どうも吸い込んだ空気は、モーターから吐き出されたものがプラスチック筐体全体が容器をなって押し詰められ、排気口として両側に設けられているところから排気される仕組みのようである。
つまり本体内部の空間すべてが吸い込んだ空気の居場所になるのである。
だから排気が匂うと言えば、この空間全部が関係するというか、逆に言うと、この空間すべてが匂いに汚染されていることになる。
だから、出来るところを掃除する。
ティッシュで拭いたり、アルコールスプレーをして拭いたり、そしてプラスチック部品は水洗い、台所洗剤で洗う。

ところが、お湯まで使って、台所洗剤を使ってまでしたのに、まだ濡れているものが、匂うのである。
プラスチック部品、大体が筐体カバーであるが、それが匂うようなのである。



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また、この匂い対処のこと、それから再組み立てのことについては別途で述べていくことにする。