リモートデスクトップでの今一歩のこと

リモートデスクトップ、とても有用な手段だと感じている。
クラウドが人気になっているものの、それだけでいいのか不安も感じるところではないかと思う状況において、いつも自宅で行っていることを出先でも同じように操作できることに意味があるように思う。
ある意味では、これがあればクラウドは単なるバックアップ程度で済むのではないかと。
データのマスターがどれかとの問題でもあるかと思う。
マスターがいくつもあったら混乱を招くし、かと言って、マスターを更新するのに神経を使うようでは扱いにくい。
その点、リモートデスクトップは、クラウドが安心して稼働できる前の、これまでの自宅パソコンをマスターとするのに外からでも同じ扱いを可能とするものである。

とにかく、今回はいろいろ試してみて、満足のいく結果を確認できた。

そして、次の段階になると思うが、ひとつ問題があるのを確認した。
いったんリモートデスクトップを起動すると、接続されたパソコンは、ログオンの画面になってしまうこと。
これは、接続を行う側のパソコンと、接続されたパソコンの両方では同時に操作は出来ないことによるようだ。

これによる問題は、通常では問題ないのであるが、我が家のサーバーでは、自動で処理を動かしており、その処理の中には、キー操作をシミュレートする、いわゆるSendkeysの機能を使っているものがあるのだが、これが動作しなくなってしまうようなのである。
これは、リモートデスクトップの画面に対しても動作はするのだが、このリモートデスクトップをリモート側から切断してしまうと、元のパソコンの側はログオンの画面となっていて、sendkeysを処理するウィンドウを表示しているパソコンが居なくなってしまい、その結果、このSendkeys操作を処理することが出来なくなってしまうようなのである。

まだ、状況と対策については、自分が何となく感じているだけなのであるが、以下のように考えている。
このような処理をその後も処理継続を可能とするには、①ログオン画面にならないようにするかログオン画面を解除する必要、②ログオン画面にならない、すなわち、どちらのパソコンでも操作可能な状態に。

リモートデスクトップでも、双方のパソコンで同時操作が可能であることの話なんかをネットで見たことがあるが、実際には自分のパソコンでの試しと、ヘルプの情報とかからはそのようなことはない。

では、リモートデスクトップ操作を終了後に、ログオン画面となってしまうパソコンを、ログオン状態にする操作をリモートから出来ないのかなと思う。

マジックパケット」なんて言うもの、考え方があるようだ。
これにより、リモートからパソコンの電源を入れたり切ったり、起動したり停止したり出来そうなのである。
これが出来れば、完全なリモートコントロールが出来る。

ちょっと難しそうだが、これからの課題として、調べてみよう。