自宅パソコンを遠隔操作したい

遠隔操作というと、先ごろの誤認逮捕を生んだ事件を思い出してしまうかも知れない。
これは、そんなものではなく、自宅のパソコンを外からでもあたかも自宅にいて自宅のパソコンを操作しているようにするもの。

使うのは、「リモートデスクトップ機能」である。
これにより、外に持ち歩くパソコンで操作したものを後でデータを移したりの面倒をすることなく、自宅パソコン(サーバー)のデータを直接に更新したり出来るのでデータ管理の一元化が出来る。

この機能を使うには条件がある。
Windowsにおいては、この機能を操作することは出来るのだが、この操作を受ける方のパソコンに条件がある。
XPでも7、あるいは8でも良いのだが、Proの付いたものでないと出来ないのである。
(幸い、自分は基本的にはProを買っているからこの点は大丈夫だが)

ネット接続でルーターを使用している場合、このリモートデスクトップ機能が使用するポートを開けておく必要がある。また、ルーターのLan側に複数パソコンがある場合に、どのパソコンに対してそのポートを送るかのルーターの設定を行っておく必要もある。
ネット側からアクセスするポート番号を決めて、ルーターで送り先パソコンのIPアドレスと、このポート番号をリモートデスクトップ機能用のポート番号に変換することを設定しておく。


こんな形で、外からでもインターネットに接続できるパソコンがあれば、そこから自宅のパソコンにアクセスしていろんな操作が出来るようになった。

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これを使用するには、さらに条件があって、それは受け側である自宅のパソコンが、アクセス処理できる状態になっている必要のあることだ。
つまり、自宅のパソコンは、電源が入っていて、ログオンしてあって、そしてインターネットにつながる状態になってないといけない。

これは意外と大変なこと。
出かける前に、あらかじめパソコンの準備をしておかなけらばならないのである。
使うかどうかわからなくても。
この準備をしておかないと、出先で何かしたいと思ってもどうにもならない。

電気代も気になることだし。
次はこの点につき、リモートで電源のオンオフも可能な技術もあるようなので、その辺りを調べてみたい。