RoboCopy(その2)ミラー処理でバックアップは十分か?
前に書いたように、ミラー処理を実行して、バックアップを作成するだけでは、もうひとつ足りない。
バックアップはひとつあればいいものではない。
元のマスター環境は稼働環境だろうから、日々、時々、刻刻、生きていて変化していくものだろう。
それをバックアップすることの難しさである。
なんのためにバックアップするのか?
それはいざのために備える。
その動機は多彩だろう。
システム的なトラブルから人為的な、それも単純ミスからの誤更新やら誤削除やら。
出来れば、こんないろんなことにも対応できたらいい。
そのためには、こまめに同期、そしてどの時点にでも戻れること。
だから、ミラー化の完全な機能が必要で、その上に、履歴管理、そして、回復可能であることだ。
ミラー処理は難しい。
自分もだいぶ前にVB6で作成したものを、不十分ながら今でも使っているだけ。
RoboCopyを見て、まずミラー処理の機能は満足し、そしてあとは履歴管理(過去ある期間)とその回復手段である。
⇒ その3につづく『RoboCopy(その3)履歴管理を支える機能を見つけた - kimuあれこれ』
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