コートを着たぞ、大寒である

昨日より大した寒さではないような気がしたが、無理をすることでもないので。
コートを着て出た。
新年で初めて、今シーズンでも三度か四度。風を引いた後にと、少しだけ、11月のころのことだった。
家内が手袋も勧めてくる。昨日の手の冷たさも思い出すと、ではコートのポッケに入れておこうかとして出て、するとカバンを持つ手に使ってしまう。
有ると使ってしまう。
無ければ我慢してしまう。我慢出来てしまう。
そしていったん使いはじめると、今度は手放せなくなる。
それどころか、さらに欲しくなってくる。
次はマフラーかコートのインナー(今は付けてない)と、どんどんエスカレートしてしまうもの。
さらには、春が進んで暖かくなっても、まだ寒くなる不安に対して立ち向かうことが出来ず、漫然と惰性で着続けてしまう。
そんなものだから、身体の「慣れ」を知って、うまく扱うと良いのだが。
でも、そのときの楽な方に流れてしまうので、思ったより、それ以上に流されてしまうのである。
自分の経験からも感じるところである。