飲んで転寝、妻が待ってくれている

もうかれこれ1時間以上は過ぎていることだろう。
妻はテレビのドラマを見ていた。
猫のなんとかのNHKの。
それを見ているうち、いや自分は見ていないのだが、何かしているうちに、そのうちに寝込んだようだ。
寝込むといっても、ただ背中をもたれさせながら、頭を垂れて眠っていたもの。
で、ひとしきり過ぎて目を開けると、妻が待っている様子。
これはたまらないな。
そんなつもりはなく、つい、うとうと、しただけなのだが。
出来れば、適当なところで、声をかけてくれたらいいものを、と言いたいくらい。
それにしても、どうして、こんなことが出来るのか?
それでも12時ころであったからいいものを、それがもっと遅くなったらどうしたことだろうと思うものである。
最近何かと衝突する妻であるのだが、この辺りが理解に苦しむ。
とても現代とは思えないものである。
それならまた考えるところもあるものを、考えが交錯するのである。
とにかく、目を覚ましたところで、とにかくお風呂に入った。
私が入らないと家内も入らないのである。
こんなところも昔風なのである。
まったく。
途中で、適当なところで、声をかけてくれたいいのにと思ったりもする。
こちらだって、我がままで横柄にしているものではないのだが。
状況を理解して、意識があるものなら、そんなことにはしていないはず。
なんとしても、酔っているときと眠っているときは、いや酔っているときでも意識のあるときはそんなことはないが、眠っているときは、何とも如何ともしがたい、ところ。
でも、そんなこと言ってもせん無いことだな。
とにかく、事実として結果が物語っている。
確かに酔っていたけど。
今、まだ酔っている頭で、何とも言えない気持ちでいる。
あらわしきれないものだが、せめて少しでも、気持ちを表しておこうと思う。
そして、こんな無益なことは出来るだけ避けられるように考えていこうと思っている。