さて、失敗談、書くのもいやだけど

勘違いもあって、セルフガソリンスタンドで釣り銭回収せずである。
取り忘れとかではなく、釣り銭が出てなくて、自分の入れた元のお札が違ったものだったかと思うしかなかったことなのである。
出先のガソリンスタンドでのこと。
このところ給油はほとんどがクレジットカードで支払いとしていて、現金の支払いや釣り銭の受取などしていないのだな。だからセルフスタンドでのこのようなことに疎いのであろう。
出光のプリペイドカード(プリカ)での給油が安いようなので最近利用始めてみた。
ただこれまでの数回はセルフではなく店員がいて、手続きも自分ではしなかったので何もなかったのであるが、今日はセルフ式で係の者も近くにいないところでやったのであったが、入金と給油まではしたのだが、お釣が出てないようなのであった。1万円札を入れて5000円の入金でお釣が5000円のはずなのだが。
はじめにプリカに5000円を入金し、その入金した分の給油を行うことで。
本当は5000円を超えても満タンになるまで給油し、超過したらその分は追加の現金で支払うつもりでいたし、そのためにお釣は最後に精算するものかと自分勝手に考えたりもしていたのである。
ところが給油は満タンと指示したにもかかわらず、ちょうど5000円で停まったままだし、しかたなくそれで終わりにしたが、お釣の5000円がどうなったものか見当たらない。
横に現金の何とかのボックスがあって、それかなと思って見ても何も出てないし、それで備え付けのインターホンで係り員を呼び聞いてみた。
お釣はやはり横のボックスの方に出てくるはずだと。
でも出てないし。
どうも、レシートの下の方に、お釣のある場合はバーコードが印刷されているようである。
そのバーコードを読ませるとお釣が出される仕掛けのようである。
しかし、自分のレシートにはそんなバーコードなんて印刷されていない。
おまけに、レシート内容には5000円分の給油で5000円の支払いとなっているだけ。
これではお金は5000円しか払ってなくてお釣は無い形なのである。

てことは、1万円札を入れたつもりが、5千円札であったのだろうかと思うしかないようになってきた。
1万円札を入れたと主張する根拠もないので、自分の勘違いだったかと思うしかなく、納得しがたいながらもそうせざるを得ず、それで引き上げてきたのであった。

ところがである。家に帰ってから、ポケットから物を出したりしていると、レシートやらが、給油の他に、プリカ入金に関するレシートも別に出てきたのである。どうも機械から出てきたのをポケットにねじ込んだままにしていたようである。
それをみると、なんと、プリカ入金のために、現金1万円を入れて5000円お釣のレシートである。
そしてそのレシートの下の方にはバーコードも印刷されている。
ほらやっぱり間違いではなかった。確かに入れたのは1万円。まったく。
なんですぐにお釣が出てこないの。
レシートにだけは書いてあるけど。
それをまた別の機械に入れないとお釣が出てこないとは!

これが判明したのが家に帰ってからであり、それを受け取るにはまた行かなくてはならない。
そのために片道1時間もかけて行くのか。せっかく安いと入れたガソリンも消費することになるし、これでは何のために安いスタンドでやったのか何にもならないどころか損失である。たかだか数百円もしか違わないのに。

スタンドに電話したら、月が変わると処理をするようで返してもらうのに手間がかかるとか。近いうちなら機械から簡単に受け取れるけど。でも今日は行かない。
しばらくプリペイドしておこう。
まったく、慣れてないこと、知らないことは、何とも。


ところで、こんなことから思い出したことがある。
昔もう十年以上も前のことになるが、1万円札と5千円札の勘違いと思われる出来事を2回経験しているのを思い出した。

ある宿泊施設、と言っても貸別荘だったが、その支払のカウンタでのこと。
2万円近くの支払いに1万円札を2枚で出したところ、あちらから受け取ったのは1万と5千円だと言われ、あれっと思い、そうか自分の間違いかと思い、それでは足りないのでさらにお金を追加で出して払ったことである。
そのときは自分の間違いと思った訳なのであるが、あとになってもどうも腑に落ちないのだ。
いくらうっかりでもそんな間違いをしたのだろうか、と。

そしてそれがまたその前の年にも、同じようなことがあったのだった。
それが、なんと同じところでのことではないか。
確か軽井沢の貸別荘のそこには2年続けて行ったのあった。
そして同じ受付カウンタでのことだったのである。
そんな勘違い間違いを同じようにするものだろうかと疑問に思うのであった。
が、根拠はないが。
今思うに、こちらから渡したお金がどれだったか確認してないのだな。
そのときに渡したお金を返してもらうか、見せてもらうかすればよかったと思うのあるが。
ここまで書くと、ここで言いたいのはわかると思うが、何かに引っ掛かったのではないか、と言うことだ。
今更のことではあるが、なぜか思い出されるのは心に引っ掛かりがあるからなのだろう。

また、変なことを思い出してしまった。
いつも確認をして、しっかりしないといかんな、いろんなところに。