昨夜、書店に寄ってみて、ノーベル文学賞がどうかを

昨日も早く帰れた。と言っても通勤時間が長いので、早くても着くのは20時ころだが。
それでもまだ書店のやっている時間なので、久しぶりにちょっと覗いてみた。
特にのほどでもなかったのであるが、その前日に発表になったノーベル賞作家の本がどうなってるかの興味くらいで。
日本では村上春樹氏の受賞を期待した準備だけは進んでいたのかも知れないが、意外と言うのか知らないと言うのか、中国の莫言氏となり、日本の書店ではどんなものだろうかと。
一応この地元駅の辺りでは大きな書店(ほかにはほとんどないが)なのでどうかと思ったが、何も無い。
入口辺りに特設があったりするかと予想していたのだが、一回り回ってみたが何も無い。

日本人の受賞期待の外れと、逆に中国と言う、今は微妙な関係のところとで反応が難しいことがあるのかも。
これは政治や国際関係とは無関係とは言っても、これまでの経緯、それから依然として続くさらにエスカレートしている状況は如何とも振り払えない影響の大きさを持っている。
またこのノーベル賞受賞のことも国策に利用しようとしているのも見え見えであるようなことが報じられてもいる。
隣国なのになぜか打ち解けない、かと言ってすぐ隣国で何かと関係の多いところなのに、悩ましいところだ。
隣に暴力団のような家があって、話が通じずに近所付き合いがためらわれるような感じに重なって思えてしまう。
中国ではあんな過激なデモや暴動があっても日本では冷静だなんて言われるが、それだって何か言うことで逆襲が恐いからと、まったく暴力団の仕返しが恐いからと言うのと同じことであろう。今こんなことを書くことさえはばかられるのである。組織とはこわいから。元の構成は普通の人なのに。
日本は言論は自由と言われているが、今は外の目も光っていて自由にものが言えなくなっているのではないか。
ノーベル賞受賞を機に柔らかくなっていい付き合いが出来るようになることを思う。

また日本でも日本人の受賞ばかりを気にしているだけでなく、隣人の受賞にももっと喜びの気持ちを表して欲しいと思う。
これについて、これからしばらくウォッチしてみる。