新東名を走ってみての感想

もう2週間ほど前のことになる。
海の日の連休の時のことであった。
連休を一日ずらしたような形で残りの2日で名古屋方面に新東名を走ってみたのである。
その感想とかをと思いながら、なかなかまとめたり書いたりしてる余裕がないままである。

今もあまり書いてる気持ちの余裕はないのだが、ちょっとだけ触れてみてみようと思う。
日にちが経つにつれ忘れるし、印象も薄れてきてしまう。やはり感じたそのときの気持ちが大事。

まず感じたこと

・カーブがカーブらしくない
  カーブがあるのだが、カーブに見えるのだが、ゆったりなので、ハンドル操作はほとんど「無い」のである。
  ほんの気持ちの操作で曲がっていく、いや曲がっているとは言えないくらい。

・路面凹凸少ない
  これは初めはそれほど感じるものでもないのだが、長い距離を走ってみてだんだんに感じてくる。
  そして一番感じるのは、この新東名から外れて他の道路、新ではなく現東名に入ってみると、感じる。これまでの道路はこんなだったのかと。

・トンネルの照明
  入口入って少ししたところで、強烈に明るくしている。
  LED灯ではあるだろうが、外の天気の良いときに急に暗いトンネルに入ると幻惑になるのを防止する配慮である。

・トンネルの形
  これまでの真ん丸形ではなく、少し潰されて楕円になったような形、上下線の両方の入り口を見るとメガネ橋のよう。
  これで車道に幅の余裕が出来てるし、壁への音響のはねっ返りの角度も変わって、騒音減少の効果もあるのかも。


道路機能以外では以下のようなことを感じた。

・現東名海沿いに比べ内陸の山沿いに高い
  現東名に比べ、内陸に10〜20キロ内陸に位置してるため、雲が微妙なときは、現東名に比べ、雲が多いし、雨にもなる。
  この走ったときはまさにそうで、ときどき雨であった。たまに見える下の方、海辺の方は晴れているようなのに。

・山ばかりで景色が楽しめない
  現東名は海沿いのいろんな町を通るが、新東名は山ばかりを走っている。
  どこを走っているのかわからないし、山々、トンネル々くらいしか無い。たまにSAやPAだけ。

・眠くなる
  カーブ緩く、路面滑らか、景色山々で変化なし、いいことが裏目に出て、ちょっと睡眠不足にはとてもつらい。
  眠くなるのである。
  たまらずSAに止めたら、車内で眠ってしまう始末。東京出るときから大渋滞もあったが、このように睡眠休憩もちょくちょくで結局名古屋に着いたのは夜の8時ころ。


とりあえずの思い出した感想である。
とにかく寝不足の運転手にとっては危ないところだと思った。居眠り運転助長。
折角の目的だし、機会なので往復とも新東名をと走ったのだが、どうもさすがに気持ちが揺れて、清水での連絡船から現東名にそれたのであった。
(実は帰りの交通渋滞情報にはすさまじいものがあり、それを避けるために東名ではなく沼津から一般道で箱根越えを狙ってもいた。悩んだ末に、東名事故渋滞との追加情報により一般道に出る決行)

現東名に出て、なぜかホッとしたのであった。
新東名に比べれば、幅は狭いし、路面凸凹は大きいし、カーブはきつい。
しかし、なぜか、懐かしいような、ドライブの気持ちがよみがえってきたような感じがしてきたのであった。
(何とも不思議なことだ!!)


まったく新しい規格で建設した新東名、言ってみれば未来型なのであろう。
非常に素晴らしいのである。
しかしつまらない。
退屈で眠くなる。

道路規格は未来型でも規則が現在型であるからかもしれない。
速度かな。
たぶんこの道路は時速で200キロくらいでも安定して走行できる道路かと思う。
(車が耐えられれば)
それを時速100キロで走っていては、緊張感もなにもなくのんびりと眠くなってしまうのである。
これはせめて130キロくらいに上げたらいいのかと思う。

それで感想に上げるのを一つ忘れていたことを思い出した。
車線の数であるが、2車線道路なのか3車線道路なのか言いにくいのである。
ところどころ3車線なのである。
ICやSA、PAの近くでは3車線としているようである。
つまり、出口渋滞のことと入口合流渋滞に配慮して構造と思われる。

現東名でも厚木、海老名からの上りでは、数キロにわたって合流車線がある。この方式の採用だな。
これはいいとは思うのだが、車が多くなって渋滞模様になれば結局その先の合流点で渋滞になるのは避けられないと思うのだが。(流れをよくすれば渋滞が起きないとの考えは、車の量が限界を超えていないときの話。現状での渋滞とはそんなものなのだろうか?すでに限界を超えていると思われるのである。そんな状況では合流の仕方を工夫しようがしまいがどうにもならない限界を超えていては致し方ないとのことは。)

うまく整理できてないが、実際に新東名を走ってみての感想である。
また余裕があればまとめてみたり、写真を出してみたりしてみようと思う。