職場の席替えで嫌な場所だ

12月で数人が去り、2月からは逆に別案件の人が増えてくることから、1月末に席替えとなった。
何かといやな具合になってきている。
ひとつ後ろ側になっただけのことではあるのだが、向かい合う列の後ろ側なので列は隣で、しかし向きが逆になる。
それが部屋の一番奥の列になるわけで、その列の奥を向いて座るのである。

嫌なのは、その奥の収納ロッカーを向いていることだ。皆のいるのは後ろ側で、振り向かないと見えないのだ。誰かが部屋に入ってきても、近くまでくるまでその気配すらわからない。だけど、あちらからはそのずっと前から見えている、見られていることになる。これは何かと不利である。
パソコンの画面も見え見えだし、何をしているかも見え見えだ。逆にこちらが振り向くと、これがまた目立つものとなって、何してるのかと思われることになる。だから見られても問題ないようにもくもくと仕事をしているしかない。まったく誰かにいつとなしに監視されているようなものだ。

奥の列でも場所によるだろうが、その列では一番手前の方になり、まさに通り道の一番見やすいところ。そしてその左側には会議室。まあ、これはかえって様子がわかっていいようなものであるが、その先の隙間がネットワーク機器のあるところで、ここからは機器の騒音が聞える。前の席ではそれほど聞えなかったのが、その少しの位置変化だけで聞え具合が違う。
そして、これが自分はいやなのだ。ずーっと続く音にたまらない。なぜか眠くなるのはそのせいでもあるようだ。
そういえば、これまでその席に座っていた若手がよく居眠りをしていた。

空調の様子も違う。ほんの少しの位置がずれただけなのに。前は上から涼しいのが落ちてくるため、夏も寒いときがあり、この冬もやや涼しく、上着は着たままでまあ良いぐらいのところだった。ところが今月から移動してからは、暑いのである。上着をきたままでは我慢できないときもあるのである。前の席では、どうせ上着をきたままで良いや、と何とかペースに乗ってきていたのに。

自分のこのまえまでいた席に移ってきた若手のところには、昼休みの溜まり場になっている。今日は読書をしたのであるが、すぐそばまで何人も集まってきて、べちゃくちゃ、うるさい。耳障りで読書に集中できない。

仕事も、特に関係の深い人たちとも離れてしまって、様子がわかりにくくなってしまった。疎遠になりそう。
また今月から同じ会社の関係の人が参入してきたのだが、自分はロッカー壁を向いているために、様子がわからず、とにかくやりにくい。

まったくなんてこったい。