この歳になって、簿記3級試験に合格した

なかなか覚えても、すぐ忘れてしまう年齢、いや体調になって、なかなか難しいことだなと思いながらも挑戦してみた簿記3級。
試験後の解答情報を見たりするごとにミスに気づいたりして、合格は微妙なところ、ダメかな、と思っていたが、昨日にネットで発表されたのだが、合格であった。
フリーで個人事業としてた後に、有限会社を設立して、ままごとみたいに会社をやっていて、適当な知識で会社経理も行っていた。
コンピュータシステムで日銀の仕事をしているときに、取引に連動して仕分け情報を作成する辺りから経理の感覚をつかんだくらいのものであって、あとは会社経理で最終的には税理士に依頼していた訳で、その辺りでも若干の知識を得た程度ではあったが、自分なりになんとなく理解しているつもりでもあった。

娘が簿記3級の勉強を始めたことで、自分でもそのくらいなら何とか合格くらい出来るのではないかと、一緒に勉強を始めたのであった。
テキストを借りたり、過去問題集を買って勉強したりした。
やってみると、結構広い知識が必要であることがわかった。
なかなか覚えられない。覚えてもすぐに忘れる。
年に3回の試験実施があるが、今回を逃したら、さらに年齢を重ねることでますます難しくなると思われた。
受けてみた。
2時間の中で5題に答えていく。
時間が厳しい。のんびりとはやってる余裕はない。
試算表とか貸借対照表損益計算書を完成させる問題では、時間がかかるうえに、借貸で合計が一致しないことになったりする。
すると、その間違いを見つけるのが難しい。時間がさらにかかる。
ひとつは何とかミスを見つけて直せたが、もうひとつは、当期純損益の値が貸借対照表損益計算書の間で異なってしまって、それを見直す時間がなくなって、そのまま終わってしまったのである。
軽微なミスはいくつか見つかったし、掛け明細票のことが理解できなくてミス。
そんなで合格はどうかなと思っていたのであったが。
(娘も合格であった。成績はかなり良かったようである。若さはうらやましい)

少し不本意ではあるものの、一応は評価されたものと考えていいだろう。
ミスを補うことは必要だろうが、その意味では、次の試験のときに、再度3級を受験してみるのもいいかと思う。
そして、ここはさらに歩を進めて、2級にチャレンジするのもいいかと。
11月に向けて、進めていこう。