朝のラジオ体操で妙な感覚を感じた

朝の六時半からのラジオ体操をこのところ続けている。腰を痛くしてから、それまでは暫くやらないで、始まりの歌を歌うようなことをしていたのだが、心臓の不整脈の不安もあって運動も控え気味であったからだが、やはりそれでは弱くなるだけと思い直し、リハビリの意味で再開した。
朝食の時間とぶつかるから難しいのではあるが、どうせパンとか放り込む程度のものだから、合間に放り込んだり、適当にこなしている。
効果はかなり感じる。
そんな中、今朝のやっている時のことだが、感じたことなのだが。

始めに第一、そして首の体操とかゆったりがあって、そして第二といつもの通り進むのだが。
第一の時は、何をやるにも、腕を上げるにも、つい声を出すのである。
このところ、そのやり方が癖になっているのかともおもうのであるが。
声を出すと力が出てくるというか、やる気が出てくるような。

そして第一が終わって首を回したりのゆったりの時間のことだが、呼吸がだんだん落ち着いて来るわけだが、だんだんにそれが、肺から吐くのではなく、身体のいろんなところから出てくるような、妙な感覚の呼吸なのだ。

それが、だんだんに落ち着いた頃に第二が始まるのだが、今度は声を出すようなことが無いのである。
軽く、すうーっと動くのである。
あの第一の時の感覚は何だったのだろうかと思うくらいに。

体操によって、身体のいろんなところからの血液が運ばれ、肺にやってきて、呼吸によって外に吐き出される。
まるで、身体のいろんなところに溜まっていた何か、あまり良くないものが、何もしないとそのまま澱がたまるように潜んでいるような。
それがラジオ体操でいろんな筋肉を動かすことで、その澱を排出して、そこの筋肉を活動しやすくするのかなと。
何か、性感と似ているような不思議な感じをした。
体操とは、運動とは、このような何かがあって、身体の動きを良くすることがあるのだろう。だから運動をしたくなるのだろう、と感じた朝であった。