昨日のさいたまの竜巻

昨日の雨域の動きはネットで見ていた。
我が家(さいたま南区)も、ちょっとだけ異変を感じた。
雷が近くなってきて、風も吹き始めて、そのうち2度ほど、何か異様な音を聞いたのであった。
それはどうやら風によるものと思われるのだが、そのときにはとてもそうは思い得ないほどの異様な音ではあった。
でも後から思うと、やはり風によるものであったのだな。
窓から外をちょっと伺うと、まだ陽射しがガンガンであった。
雨情報ではうちの辺りは雨域のギリギリのところで北東の方へ進んでいた。
この方角が、昨日、竜巻被害のあった、越谷の方なのである。
その荒れ狂った風は、うちの辺りでもちょっと異常なようになっていたのだな。
雷雨のまだ雨の降る前に、冷たい風のやってくるのを感じることがある。
あれが変に何かとぶつかり合ったりしていると渦巻になったりするものか。
雨の降る前が危ないな。
機能の竜巻は雨との関係はよくわからないが、いろんな人の撮影した映像を見ると、雨の降っていないときのように思われる。
(雨が降っていれば、それがひどかったら、竜巻の筋なんかも見えないから)

昨日の感じた異様な風は、やはり竜巻の雰囲気だろう。

その前日、一昨日も夕方、車でちょっと出たのだが、そのときにもうちの辺りはギリギリで雨は降らなかったのだが(夜になってやっとバラバラと降った)、そのときの雲の動きや風の動きがちょっと気になっていた。

それから1年半ほど前、去年の5月連休のこと、茨城を襲った竜巻のことだが、我々は東北からの帰りで途中に雷雨やら雹やらを浴びながら、佐野SAに着いたときに風の様子から異様なのを感じだのであった。
何か落ち着かない風、雲、雨。何かありそうな、竜巻の状況を感じるのである。
昔、子供のころ、田舎の学校の校庭とかで、土煙を巻き上げながら校庭グラウンドを遊びまわるミニ竜巻をよく見たものである。
われわれはそれを「つむじ風」と呼んでいたものだった。
そんなことは風の強い日には結構あったものである。
だから竜巻のイメージは感覚的にわかっているのである。
でもアメリカのトルネードと言われて恐ろしいものなんて日本には起きないものと思っていた。

その実、若いころに北陸の方を仲間と旅したときに、日本海の海の方に、あの竜巻型、漏斗の形の、を見たことがあった。
北陸の海の方はまた特別のものかと思っていた。

私の竜巻に関する感覚のことである。