鎌倉に行ってきた

鎌倉に行って、先ほど、17時10分頃、帰ってきた。
ちょっと寒い感じもあったが、天気は快晴。朝から帰ってくるまで空には雲一つなしで、気持ちの良い一日であった。
何をしてこようかとは大したこともないままの出立となったが、一応、思ったような感じで行ってこれた。

ざっと振り返ってみると。
<行き>
 朝は7時ころの電車に乗り、乗り換えしながら8時半ちょっとには到着。円覚寺へ。

円覚寺の日曜説話>
 そして円覚寺での9時からの日曜説話に参席。1時間ほど。
 その後に座禅もあるようだった。ちょっとある人に聞いたら、参加自由のようであったが、ちょっとためらい今回は見送りに。次回は参加してみたい気持ちも。

 話は、うまく説明できないけど。
 人は自由である。無限の可能性を持っている。と言うけど、自由なことなどない。生まれる親を選ぶことも、場所も時も、死ぬ時も(自殺を除いては)、死ぬ場所も、死に方も、・・・
 自灯明 法灯明 空 無
 おのれこそ おのれのよるべ
 おのれをおきて だれによるべそ
 よくととのえし おのれこそ
 まことえがたき よるべをぞえん

 三毒(欲、いかり、ぐち | とん、じん、ち)
 これらを断ち切る必要はない 距離をおけ
 
 

円覚寺ぶらぶら>
 もう何度か来てるので、一通りは見てるが、何となくルートをたどってみる。
 紅葉はまだの段階。もみじが一部色づき始めたところ。
 中の池の淵ではカワセミが1羽いる。

<佛日庵、お抹茶で休憩>
 この中ではまだ行っていないところ、佛日庵。お抹茶付きで500円。
 今回やっと初めて入ってみた。
 開基廟に参拝。


<移動>
 次は八幡宮近くまで移動しようと、珍しくバスを利用しようかとバス停辺りまで出てみたものの、道路は渋滞でバスも来そうにない。また来て乗っても、順調に走るとは思えない。
 ので、徒歩で行くことに。

<円応寺>
 徒歩で明月院前、建長寺前を通り過ぎた辺りで、右側に急に石段がありお寺のよう。
 上ってみる。「円応寺」。閻魔大王を本尊として、「十王」を祀っている。
 拝観料200円

八幡宮裏手の新宮(今宮)>
 通常は鶴岡八幡宮の参拝であるが、その左手から奥の方に、何とか宮とかの案内表示があったのを覚えていて、今日はそこに行ってみようと思っていて、八幡宮の境内まで入ってみたが、なぜか、ルートが見つからない。案内が見当たらない。
 外から裏手の駐車場の辺りを入ってみると、通行不可としている道がある。これが八幡宮境内から通じる参道になっているはず。なぜかその連絡の部分だけが通行できないようにしている。
 その先から住宅の間の細い道を進んでみると、少し先に鳥居があり、「新宮」と。そして鳥居をくぐると中には「今宮」との立札。誰も来そうにないし、小さな社がひとつあるだけ。(だから、案内表示もやめてしまったのだろう)

八幡宮の裏手の山のさらに裏手を回ろうと>
 鎌倉はどこを上っても沢すじを少し行ったところで行き止まりになる。中には切り通しとかトンネルとかで通じる道もあるが、ほとんどは沢すじに住宅があり、そしてその辺りまでで道路が終わりになっていて、隣りの沢すじにさえも渡ることさえ出来ない。いったん下に降りてからでないと次の沢すじに入ることができないのだ。
 八幡宮の裏手の方には何とかトンネルがあって隣りのすじに抜けられそうなことが地図から読み取ることができる。
 (しかし、一般は通行できないような表示もあって、なんか怪しい感じの道路。)
 車では問題ありそうでも、徒歩ならなんとかなるのではと、向かってみた。
 何とかトンネルを抜けてあちらに出たのだが、そのままどこかの敷地に入ったような感じで、そしてそこから抜ける道が見当たらない。うろうろしてみたが、どこかの敷地をうろうろしているようで怪しいものになってしまいそう。引き返すしかないかと思いながらも、鉄作の門をよくみると、手で開けられそうで、開けてみた。そして通ってみたら、それで敷地の外に出たことになった。それまでは、いつの間にか敷地の中に入っていたものだった。(つまりトンネルを入るところから敷地に入ることになるのだな。だから入口に関係者以外立入禁止とあり。

<昼食休憩の場所を探す>
 おにぎりとか持参しているので、そろそろどこかでシートでも敷いて昼食休憩にしたいとの時間になったのであるが、なかなか出来そうな適当な場所がない。まさか普通の道路でするわけにもいかず、仕方なく歩く。
 ハイキングコースにでれば適当にあるのだが、今回はそんなコースではないので。
 ぐるりと回り、再び八幡宮境内に入り、池のそばの建物の軒下のようなところで休憩している人がいっぱいいて、我々もやれやれと腰をおろし、弁当を広げ、遅い昼食としたのであった。ほどよい日当たりのところでちょうどいい場所だった。

寿福寺
 八幡宮を横に突っ切り外に出て、小町通りの始まり辺りを右に折れ、横須賀線の踏切を渡り、その先の寿福寺に向かう。
 寺そのものは閉じられていて参拝でもないのだが、その裏手のお墓に向かう。
 どうしてかと言うと、そこには北条政子と実朝もお墓があるという。
 前回にもこのお墓にお参りしたのである。
 そのときは、まったく別ルートからで、目指したものではなく、山のハイキングコースから道を間違えて下ってきたらこのお墓に辿りついたことなのであった。そのときに地図で確認したら、そういったお墓のあるところらしいとわかって見つけてみたものであった。
 そこを今回はちゃんと表から行ってみようと思ったのであった。
 (それから他に有名人の墓があると前回は地図から見たのだが、今回はその地図がないため名前が思い出せなかったが、家に帰ってから確かめてみたところ、大仏次郎高浜虚子であった。前回も探したのだがわからなかった。だから今回も有名人らしいものさえ見つからなかったが。)

小町通り
 なにかホットケーキのおいしい店があるとか。テレビでのことらしい。しかし場所も名前も知らなくては。
 小町通りを少し歩いたが特になく、鎌倉駅に着いたので帰ることに。

<帰り>
 鎌倉駅からの乗車は乗る人が多くて座れないのではと思ったが、前の方に行ったところ先頭で並ぶことが出来たし、ボックス席のある車両で、座ることができた。
 最後は埼京線に乗るのであるが、普通には池袋で湘南新宿ラインから埼京線に乗り換える。
 でも赤羽も通るのでそこで乗り換えでもいいし、折角座っていることだし、と考え(しかし、湘南新宿ラインは池袋から赤羽はノンストップであるものの、埼京線ではなく山手線から田端近くで京浜東北線に沿って進み、大幅に遠回りのため埼京線より時間がかかってしまい、かえって遅くなることも)た。
 それで良さそうであるが、どうせ折角なので、湘南新宿ラインで大宮まで行ってしまおうと。行き過ぎたことになり、埼京線で戻ってくることになるが。
 たまにこんなこともいいだろうと、時間も早い感じだから少しロスをしても。
 で、少し長い列車の旅の雰囲気を味わって帰ってきた。