デラウエアを食べたが甘くない


りんごとバナナは朝食に添えられていてよく食べるのだが、ぶどうを食べていないので食べてみたいと買ってみた。
早速食べてみたが、なんかおいしくない。
甘みがない。



りんごとバナナは朝食に添えられていてよく食べるのだが、ぶどうを食べていないので食べてみたいと買ってみた。
早速食べてみたが、なんかおいしくない。
甘みがない。
よく見ると、色がうすいように思う。
そして実をもぎ取るときにやけにしっかりと着いていて、なかなか取れない。
強く引っ張るには強く掴まなくてはならず、すると実を潰してしまう。
それでも取れないくらいのもある。

どうも、これは、熟していない果物、ではないかと思う。
お店に並ぶまでに傷まないように、あまり熟さない、まだ色も変わらない青いうちに収穫したようなものではないかと思う。
だから実はしっかりと付いているし、実の傷みも感じない。
だから一見の体裁はよくて、見栄えがいい。

この種のブドウは、適当に買っても甘くおいしいとの記憶があって、気楽に買ったのであるが、これではしょうがない。

考えるに、お盆の時期のために、まとめて早めに収穫したのかも。
(農家だってお盆には休みたいだろう)
お盆の数日の期間に途中で傷んでしまっては困るから、日持ちがするように未熟の収穫をしたのかも知れない。
しょうがないというか、たまらんというか。

体裁はいいけど、本当のおいしさがないのが昨今のくだものである。

バナナ
昔のバナナはおいしかった。
今はたまにちょっと美味しいのに会うことがあるが、めったにない。

ミカン
昔はおいしくて、たくさん食べた。
皮をむくので指が黄色くなるくらいにたくさん剥いてたくさん食べた。
1キロとか買ってもひとりで全部食べてしまったくらい。
昨今のはおいしくない。
だいたい皮の色を見ただけでわかる。
ミカン色の橙が薄いのだな。ぼけた橙色のはやはり甘みがない。
それを誤魔化すために、パックにするときのネットとか袋にはそれなりに赤く見せるための仕掛けを施している。
ネット入りのミカンには散々にだまされた。
ネットの色は赤なのである。
すると、この細い糸の色が中に入っているミカン本体の色を赤っぽく見せるのである。
(人間の目の錯覚を巧みにだます手口だな。刺身とかの色をよくみせる売り場の照明も同じたぐいだが)
買うときには良さそうと思うのだが、網袋から出すとがっかり、そして食べてやっぱり、なのである。
詐欺だ。


ミカンもブドウも傷みやすいから、そして傷んだところを見ると売れなくなってしまうから、その対策として仕方ないのかもしれないが、またそれなりの価格のためには仕方ないのかもしれないが。
その辺りが気にされて、完熟なる言葉が意味を持ってくるのである。
つまり、完熟と謳っていないものは未熟なのであるな。

美味しいものを食べるにはもっと手をかけたものでないとだめだね。
スーパーで売ってるようなものでは期待は無理かも。
デパートとかの高級感のある売り場でのものならおいしいのかも。
やはりお金をけちっては美味しいものは食べられない。

ちょっとがっかりであった。
季節がら、出始めた梨も食べたかったが、値段はまだ高いし、あまりおいしくないイメージがあり、買うのをやめた。
お盆の時期はだめかも知れないね。
この後に収穫されずに熟したものが出回るかも知れない。
一週に一度くらい、調査のための食をしてみるか。