マイコン_(5)_LCD表示やPicKit3の接続方法

ボチボチやっている。
やりたいことはいっぱいあって。
何かちょっとのことをするにも、手間がかかって、そして時間を多いに消費してしまう。

現状
・タイマー割り込みを利用してデータをカウントアップ
・このデータを時刻に見立ててLCDに表示(クロックがいい加減で正確さには欠ける)
・プログラム書き込み操作負担を軽減

まず今は、3番目のプログラム書き込み操作負担を軽減することの実験を行っている。
これまでは、プログラム書き込みは別の小さいブレッドボードを用意していて、対象のマイコンICをその都度実験ボードから書き込みボードに移し変え、それからUSBを接続してプログラムを書き込む。
それが終わったら次に、そのICをまた取り外し、元の実験ボードに戻してプログラム変更の結果の確認を行う。
こういったことを行っていたのであるが、今使っている「Pickit3」は装着状態のままでもプログラムの書き込みが出来るようなので何とかやってみたいと思っていたのである。

恐る恐る試してみたところ、問題なく出来ている。
問題は実回路での消費電力である。
このPickit3はUSBからの給電でICの書き込み用の電源もまかなっていて別に電源を必要としない。
そしてその電力を利用して、実回路にも給電が出来てしまうのである。
だからプログラム書き込みの以外のときは実回路の動作をそのままの電源で行うことができる。
そこで問題は消費電力である。
そもそもUSBそのものが給電能力の基準があって、確か1口が500mAだったかと。
一方、Pickit3からさらに給電されるときの最大は、これよりは当然小さいはずだが。

だから問題は回路の消費電流かな。
LEDを多数光らせたり、LCDを使用したりして大丈夫かなと思うが、実際に動かしてみた。問題は見えない。

ではこの状態で電流はどのくらいなのだろうか?
それがわからない。
今のところ電流を測るすべがないのであった。

まあ、とにかくオンボードにて、そこにPickit3の必要な接続を追加で行うとプログラムの書き込みが出来るようになる。

そして、プログラムの書き込み時にERASEを行わなくても、すぐに書き込みを行ってもちゃんと書かれているようなのである。
(前にこのようなやり方でやっていて、何か結果がおかしいようで、それでいつもまずERASEを行ってからの書き込みとしていたものだが)
そして実ボードにはそのまま電源電圧がかかり、接続するだけで回路が動き出し、そしてプログラム書き込みのときだけ違った動作をし、そしてまたその後は新しいプログラムによる実回路本来の動作を開始するのである。
つまり、プログラム変更から書き込み、そして確認のときに、ICやら電源やらをいちいち付け直したりの手間が一切要らなくなったのである。
これは楽になった。
どんどんとパソコン側で改善を進めていけばいいのである。
(ICの付け替えが要らないから、ICの足を傷める心配もないし、USBコネクタの抜き差しも必要なくなったので、こちらも磨耗の心配もなくなった。)


なお、現在の問題は次の通り。
・Pickit3をブレッドボードに設置する方法がうまくない。
  ピンヘッダとかをジャンパー線とかを使っているが、どうもうまくない。ヘッダピンの両方とも長いものだと都合がいいのだが。
  検索したら有るようではある。秋月には無いようだ。
  (今はLアングルのピンヘッダとか利用しているが、端子が短いために不安定。

マイコンのクリア(MCLR)を行うとき、LCDの表示状態が初期の状態にならない
  クリアすると、プログラムの先頭から走り出すと思うのだが、何かLCDの初期設定でおかしなことになっているようだ。
  さらにもう一度クリア操作を行うと今度はちゃんと開始するのだが。
  (待ち時間とか作ってみたけど変わらず。原因不明)

・ブレッドボードへの電源供給方法
  別にACアダプタを用意しているのだが、これをブレッドボードに接続するのがうまくいかない。
  プラグのままでは電気を取り出しにくいので、DCジャックを用意して、ここに差し込んで、ジャックの端子から電気を取り出す。しかしこれがブレッドボードに向かなくて、固定の方法が見つからない。
  端子を細く加工し、無理にブレッドボードに差し込んで使用してはいるが、ものすごく不安定。
  ケーブルの重みとかかかると、ジャックもろとも抜けてしまう。

LCDの接続
  これもブレッドボードに設置する方法は難解である。
  ピッチは合うものの、2列となっているために、ブレッドボードにそのまま差込では2列同士がつながってしまうのである。
  DIPのように股が広ければいいのだが、そうでもないから、何かで広げるかしないと。
  初めは基板につけたオスピンにジャンパー線のメス−オスの線でブレッドボードに接続して試していたが、その線が煩わしいし、LCDそのものを固定できなくて困ってしまう。
  (これについては、ピンソケットの足の長いのを見つけ、その足を無理に広げてブレッドボードのDIP位置にまたがるようにした。まずまずだが、これでは片足立ち。もうひとつこの部品があると反対側にも支えに使えるかなと思うが、この部品は試しに一個買っただけなので、・・・)


まあ、いろいろと苦労の話は尽きることがない。
どうもうまく整理できないな。
まあ、自分のメモとしてとか、何かを表してみることとしての、書き込みとなっているので、これを見た方にはお気の毒ではあるが。
絵もないし、文字だけの表現では見た人はたまらないかもね。
(希望者があるならもっと考えるのだけど)