マイコン_(3)_LCD準備

話は飛ばして現在に。
これからはLCD(液晶表示)モジュールを使用してみようとしている。
問題はコネクタかな。
コネクタ用のピンとソケットが付属している。
まず、これを半田付けしなくてはならない。
どんな形にすべきなのか、意外に迷う。
モジュール基盤側にはピンを付けるのかソケット側を付けるのかとか、また向きは上になのか下になのか。
どちらでも付くようになっているので。でも普通は下側にピンだろうな。そして受けの基盤側にソケットを取り付ける。

まず、ピンを下側に付け、上に短い部分が突き出したところを半田付けする。

今回は鉛なし半田を用いた。
昔なりの鉛半田に比べ、融点が高いために半田ごても高温タイプが必要。
その分、材料に対するダメージも配慮しなくてはならないが。

今回はピンだけなので、そしてモジュール基盤側は部品直接ではなくスルーホール部分なので半田熱はそれほど気にしなくても良いかとも思いながら、それでも気をつけてやったつもり。
ただ、このピンは7本が2列のタイプで、それら14本のピンがモールドで固定されているのだが、半田付けしている際に何かグラッとした感触を感じたのである。
終わってからピン側を見ると突き出しの並びが狂っているように見える。
少し直そうとするがあまり動かない。
なんとかソケットを差すことは出来るので大丈夫だが、やはり半田熱がピン固定用のモールドを柔らかくしてしまい、その固定がぐらついてしまったようです。

慎重に半田付けを行ったつもりだが、ピンセットで固定してから、ピンのひとつずつ半田付けして、だんだん調子に乗ってきて、どんどん進めていってしまったために反対側のモールド部分が熱で柔らかくなったと思われる。
ピンひとつを付けたら、次は少し休んでモールドの熱が冷めてから行うとか、あるいは次のピンはそのピンから離れた場所を行うとか、とにかく熱を集中させないことの配慮がもっと必要だったと反省するものです。

これはバックライトは無しのタイプなので準備はこれだけ。
次の問題は他の基盤との接続である。

コネクタピンの配列は2列なので、そのままではブレッドボードには装着できない。(ブレッドボードは1列は内部で接続状態になるため)
列の間をピン2本分の隙間を空けると、ブレッドボードの中央にまたがらせるようにピンを差し込むこたが出来るのだが、インターネットの情報では、これらは自作するしかないような感じである。
それにしてもその材料が適当なものがない。

とりあえずは、ブレッドボード用のジャンパー線(先日買い込んだ延長用がいい)を使って、目的の回路に接続することにしよう。

そして次はその目的の回路だが、参考書にあるサンプルプログラムを利用して動作確認を行っていく。
サンプルはPIC16F84Aだが自分のもっているのはPIC16F88である。
この辺りの調整を行って確認を進めてみる。