FMVのPC、分解掃除をしたら、ファンの音が直った
もう一週間も前のことで、書き込みが遅れてしまったのであるが。
液晶パネル消灯の問題で預かったFMVのパソコンの続報である。
液晶パネル消灯の問題に関しては、明るさを抑えて使用すればまだ使用できることがわかった。
(使い始めには赤みがかった色で、その後に少し改善してくるのであるが、このことからはやはりバックライトが寿命になっていることは確かなよう)
とにかく分解してみた。
ポイントは二つ。
冷却のファンのうるさいこと、その割には冷えないので通気が良くないのではと思うことと、もうひとつは液晶パネルのバックライト蛍光管を見てみること。
これらの経過はデジカメで撮影した写真があって、これらも閲覧可能としている(メニューからさがして)ので、それを参照してもらうとわかりやすい。
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≪冷却ファンに関して≫
パソコン内部は意外にきれいで問題ないように見えたのだが、CPUクーラーには蓋になる板があって、それを外してみたところ、通路に空気を押し流す入り口のところに、ほこりがいっぱい詰まっていた。
⇒これを取り除いたことで、その後の確認動作では、ファンはほとんど動作しないくらい。動作してもほんのちょっとだったり、動いてもすぐ止まるといった感じ。
つまり、これまではCPUが暑くなってくると自動でファンを起動し、そして冷えればファンを休ませる、と言った自動制御をしているのに、ほこりが詰まっていてファンを動作しても冷えないものだから、自動制御の方はファンをもっと強力にすることをし、結局ファンの動作を最大にしていたわけだ。だからファンの音がうるさいし、でも冷却はされず、熱はこもって、パソコン全体をも熱くすることになっていたものだ。
はじめは、ファンの音がこんなにうるさくては、音楽も聴きにくいし、いらいらして使っていらんないと思ったものだが、この掃除の後は問題がなくなり、快適はパソコンになってしまった。
≪液晶パネルのバックライトに関して≫
あの薄いディスプレイであるが、分解するとさらに、さらに、いくつもの、何枚もの板上の部品で構成されている。
分解には困難を極める。
まず外カバーを外すにも、隠しネジはあるし、プラスチックの爪ではめ込み固定してあるのも、無理して壊さないように神経を使いながら、はじめは爪の位置とかわからないので手探り状態から。
ネジも細かいものを使用しているので、ドライバーも小さいものが必要。
前にもNECの98ノートの液晶部を分解したことがあるのでおおよそのことはわかっているのだが、だからこそ、あまり無茶は出来ない。
途中まできたところで、パネルとヒンジの近くあたりが、どうも接着されているようで、取れにくい。
あまり無理するのも何だし、今は決定的にだめな状態なわけでもないのだから、これ以上無理をして返って使用もできなくなってしまっては元も子もないことになってしまう。
それで、分解もこの辺りでとめておくことにした。
元に戻して、それまでの動作に問題の無いことを確認して分解作業を終了とした。
以上。