地下鉄丸の内線、久しぶり

出発しそうな電車より向かいホームのがらがら電車に座った。そして先の電車が出発、するとこちらの電車もすぐに人がいっぱいになった。さすがに都会はすごい。
発車した。

二年ほどになるが、半年ほど大手町まで通っていたころを思い出す。

通路に立って乗っていると、自然に真っ暗なトンネルへの窓をみることになる。そして見えるのは窓が鏡になって、自分の疲れたカオ。
いつもこんな顔をしてるんだ、人からみたらこんななんだと、自分はわかっていないけど。
いい顔、いい表情をするのは難しい。人と接するときは頑張ってしているのだろうけど、一人のときとか、見知らぬ人ばかりのときはどんなものなのだろうか、考えさせられるのである。

そして、いい表情は普段が大事と思い、練習と努力をすることにしたのだった。
ひそかに窓鏡を参考に顔作りを練習した。
最近でも考えが変わった訳ではないが、鏡がないと難しい感じだ。
でも、その気持ちを大事にして心の鏡を見ながら、出来るときは実際の鏡でチェックしながら努力して行きたいと思ったりしている今である。

としている間に、間もなく銀座に着く。