バベルをみてきた

映画「バベル」をみてきた。
題名の意味がわからず、何とか賞のノミネートで話題になっていたくらいで、その影響を受け、家内が希望してきたのでみてみることに。
自分としてもわからないままではいやなので、みてみるつもりではいたが。
でも結局、テーマが何だったのか良くわからないまま。
バベルの塔」は聞いたことはあるが何のことかわからない。昔は知っている言葉のような気がするのだが、忘れてたしまったのか、的確に覚えなかったのか、全くわからない。
この題名がこれと同じかもわからない。

この映画の舞台は、アメリカ南部メキシコ近くに住む、訳ありの夫婦が子供二人をメキシコ人子守に任せてモロッコに旅している。
そこで現地の羊飼いの子供の度の過ぎたいたずらと言うか、ふざけと言うか、ライフルで遠くを走っている観光バスを撃つことから、いろんなところにからんでくる。
残された子供たちが子守の女性と国境を越えてメキシコに行くことになり、また、ライフルの出所で日本の男性が関係あるようで、その調査のための警察の訪問で娘(これが菊地稟子)が出てくる。
なかなか場面のつながりが難しい。おまけに画面が目まぐるしく変わるため見るのに疲れる。家内などは途中で気分が悪くなったと、後で言っていた。

実は、自分も体がおかしかった。状況はそんな単純に気分が悪くなったという程度のものではなく、何か病的な発作の感じのするものが一度、あと何度か気になるときがあった。
一瞬どうなるのかと驚くような感じだった。はっきりわからないが、心臓とか脳とかの発作ってこんな感じなのかも。
昨日はランニングもやっていて体調に心配があるともないとおもうのだが。

家内と同じように、映像の刺激による、身体的反応現象なのかも知れない。

この映画の言おうとしていることがわからないために、かえって考えることになっているのかも。
何か目に見えない糸、力でつながっていることのような、宿命のことのようなのか。
他の評をみたり、題名の言葉を調べたりしてみることにしよう。