通勤電車でも楽なところ

埼京線と丸の内線、混雑でどうしようもないと思っていたが、いろいろ試しているうちに、意外と楽なところを見つけた。
埼京線は後ろから4両目の前よりで、6ドア車であり、ただそれだけではなく、武蔵浦和では階段のそばでホーム通路が狭くなっているところだな。つまり、乗りにくいため、人が居るスペースが少ないためだ。そして赤羽でも同じような位置関係にあり、赤羽では、降りる人が降りてからしばらく乗ってこなくて、こんながらがらかよ、と思ってしまう。まあそのうち発車間際にやっと乗ってくるのだが、他の車両に比べるとまだましなようである。
地下鉄丸の内線は6両と短いのであまりどこを捜しても変わらないと思うが、池袋で乗るときは次々に折り返しで発車するのでみんな無理してのるようなことは少ない。両端から向かう階段から近い先頭車両は間際に混むが、その次の車両まではこの波が届かない。だから前から2両目が狙い目だ。そして大手町まで途中の駅はすべて左折口。だからできれば、右側ドア辺りに乗るのが各駅での煩わしさが少ない。
池袋では方向感覚が狂う。ホームの両側から交互に発進するので、どちらに進むのかをよく把握しておかないとあべこべになってしまう。
なぜか私は池袋と新宿は方角を逆に考えてしまうのである。なぜだろうかと今朝の電車の中で考えていた。どうも、東口は東側とわかっていながら、頭の中の地図では西側に思い浮かべているのだ。なぜかはちょっと割り切れないのだが。それが原因で地下鉄に乗り換えるとき進行方向をまるっきり逆に感じていたのだった。ひょっとしたら、駅のそれぞれの側にある、西部と東部の関係が影響しているのかもしれない。東口に西武があって、西口に東部がある。西武は西に向かうのだからそこが駅の西側とも思うし、実は西武は東京の西の方からやってくるが、池袋と目白の間で山の手線を越えて東側に入って池袋に来るのである。その辺はわかっているのだが、地理や方向感は悪いはずはないのであるが、なぜか狂うところがあるのだ。新宿も同様の感じである。やはり東口を地図では駅の西側においてしまうのである。