未明の地震で起きた

未明といっても深夜だ。まだ、3時過ぎかと。今朝起きてから確認したら、3時50分頃だった。

一瞬、突然、ぐらぐらときた。
始めの一撃がこれだけ大きいと、と身構えてしまった。そして慌ててテレビをつける。つい先日購入設置したばかりの寝室のテレビ、暗い中でリモコンの向きも怪しくスイッチが入らない。明かりスタンドを点けてそれからテレビを点けて。

情報はまだない。
しばらくして、茨城南部、千葉、埼玉で震度3。

例の地震の巣だ。
さいたまは距離が近いので、到達までの時間が早いし、初期微動と本振動の時間差が少ないから、最初に感じた揺れが初期微動だと勘違いして驚いてしまうのである。

震源に近いから、揺れがはっきりしていて、生きがいい特徴がある。縦揺れでドンとくることもある。
もうそれで終わっているのだが。

この地域、茨城千葉埼玉の3県に跨がる地域、利根川江戸川の分かれ目で州になったりして、それに合わせるように県境が入り組み、震源の位置のわずかな違いで、茨城南部だとか千葉北西部とか、あるいは埼玉北東部とか、あるいはさらに栃木も境界になっていて、栃木南部との震源情報が出されることもあるが、そんな人間の行政地域には関係なく、同じ一つの震源域であると見ている。

この地域では、自分もさいたま市に30年ほど前から浦和市時代から住んでいるので感じるわけだが、昨年の東日本大震災の前から、時々この地震は起きていて、これだけをみれば、その傾向はあまり変わっていないのではないかと思う。

ときどき驚かされるが、これで、所謂、地震のガス抜きのようなになっていれば、大きな地震にはならなくて済むのだと考えている訳だ。
その結果として、他の丈夫なところにエネルギーが溜まり、壊れるとき大きな地震になることも考えられる。

自然の力、恐ろしさ、まざまさです。

夜中に目覚めて、何となく眠い朝です。
春の独特のぼんやりした天気とあいまって。