初めての土地でトラブルに遭遇

遭遇と言うと単なる偶然のように聞こえてしまうかも知れない。
それなりに呼び寄せる要因はあると思う。
そこに行っていなければとか、もう少しタイミングがずれていればとか、の言い方は何にもならないことなので排除するとして、その場での行動の仕方に問題が無かったかを検証し、今後に気をつける材料とするしかあるまい。

それは自分で出来ること、成すべきことのことであるが、しかし程度の問題であり、相手のあることにはこれだけで事足りるになる訳でもない。
相手次第のこともあるわけだ。

慣れない場所で何かをする場合、初めてであるのだからわからないことや迷うことはだれでもあるはず。
案内してくれる者がいない場合、どうする。

車で通り過ぎるだけなら問題無いかも知れないが、それでも道路の形状や標識の関係では、地元では何とも思わないものでも初めてのものにとっては不安にあったり迷うことがあるもの。
このようなときにおかしな行動を取ったり立ち往生したりはあるもの。無理に行動して危険を招くよりは通常は賢明だと思う。

ところが慣れたものから見ると邪魔にしか映らないのだな。
個人差はあろうが、それが弱者と見るからにわかる場合にどのように対応するのだろうか。
車の場合、それを示すマークがあるし、ナンバーから地域がわかる。
運転に不慣れな若葉マークとか、老人のマークがある。
また地域外のナンバーの車は地理や状況に不案内のことが多いのが一般的だろう。
そんなときはそれなりの配慮が働くのが自然の感覚と思うのだが。

ところが逆に働くことがあるのかも。
他所の者だから、わからないだろうから、とか。
「こいつめ!」と言ったものがありそうに感じるのだ。

そんなとき、ちょっとした思いやりに出会うと、ふっとうれしくなったりする。
また逆に意地悪されると、さみしくなる。社会とか人間とかを憂えるようになってしまう。