☆がきれいだ

うさくさしながらの帰り道、空の星がくっきりである。
最近、接近している火星が真上やや南寄りに見える。これはしばらく前から見えていたのでニュースでやっていたときも、あれだなと思ったものだ。
昨日の夜も空はかなりよく見えたと思っていたが、今日は白鳥座が見えたのですごいと思った。だいたい、視力があまり良くないのでたとえ見えていてもぼけてしまうのかなとか思っている。それでも見えるのだからこの季節の一番の澄んだ空なのだと思う。
天頂より東寄りに約40度くらいか、だいたいの四角の感じで四つ星があり、その中に、これまた微妙に味わい深い感じの位置とならびに3連星がある白鳥座は私の知っている数少ない正座である。
ところで、この白鳥座よりさらに東寄りに角度を落としたあたりに、火星ほどではないけれど明るい星がある。角度も低いために大気を通過する距離が長いせいだろうか、またたいて、色も青白からやや赤い色まで変化するのである。いったい何の星だろうか。多分、これは惑星に違いないと思っているのだが。そうだな、きっと、これは金星だ。きらっと金色に輝くような感じもする。今、書いていて思いついたのだ。空をみているときはそうは思わなかった。木星とかが頭に浮かんだが現実感がないと言うかわからなかった。でも現実的なところは金星で決まりだな。今は確信の感じだ。
星の話を考えていたら気持ちが少し落ち着いてきた。今日はいやな気持ちだった。もう、サンドバッグでも用意して殴り続けたい気分だった。でも理性が邪魔をしてやけになれないんだ。悲しいものだね。こんなもの捨てて気にならなくなったらよっぽど楽なのに、とか思いながら。
星、☆、★、ホシ、・・・ (おやすみ)