今度は『呑気症』、涼しくなって寝やすくなったら

堪らず、つば(唾液)を飲み込もうとしてしまう。

しかし、唾液を飲み込んだ感じは然程にせず、でも何かの塊が食道をゆっくりと進むのを感じていて、四、五秒ほどして、お腹(胃)の中で、ゴボゴボ、と音まで聞こえるのだ。

 

仰向けに寝て居てのこと。

胃の中にはある程度液体が満たされているのだろう。まるで、その中にストロー(この場合は食道だが)で、息を吹き出しているように。

まるで、子供がコップの中の飲み物にストローを差し込んで、息を吹き出して泡を作ったりゴボゴボの音を出して、遊んで喜んでいるのと同じように。

 

これは、床に着いて、眠ろうとしても眠れず、横向きになったりするもその姿勢では疲れてすぐに仰向けになり、そうしていると口の中に唾液が溜まってきて、そして唾液を飲み込む仕草を起こしてしまう。

だが、これが空振りのようだが空気だけを取り込んで胃に送り込んでしまうのである。

 

呑気症、どんき症、ドンキ症、安売り雑貨スーパーのドンキではないが。

この飲み込む動作が空気をお腹に取り込むだけになって、それでも口の中にの唾液は無くなった訳ではないから、これが延々と続くことになる。

その結果は、空気(気体、ガス)を取り込むので、これが何らかの形で処理仕切れずに残るといずれは体外に排出されなければならない。

所謂、ゲップ、これは逆流であるが、これならまだしもとも言えるが、こうならずに進んだものは、おならになる運命。

そして、その当該人である私はというと、おならの出口の構造的な特徴というか問題というか、静かにすることが出来ないのである。

けたたましい音を伴うのである。

(だから隠し事にできないのである)

(一般にいうものと違うようで、そんなに臭くないのだが、ホントウに)

 

当然のことながら、人前では憚られる。

人前でなくとも、その轟き渡る音には、窓が開いて無くとも、外にまで聞こえそうなものである。

当然のことながら、我慢を重ねるのであるが、しかしその度にトイレにとも難しいしつらいのである。

まとめて処理出来るとも限らないのである。

多分、腸の中では、まるで蛙のタマゴの連なって納めている透明の管のように、ポツポツと、そして、蛙のタマゴの場合の解消の仕方と同じではないと思うが、人体の場合は、少しずつ出口に近づいて、出口の扉に圧力をかけていく。

そんなイメージなのである。

と言うことは、いつ催すかわからず、その度にトイレは、む

 

夜、眠れないでいるのを、何とか眠ろうと努めていると、また起こってしまった。

口の中に唾液が溜まり、どろどろのような感じになり、仕方ないからそれを飲み込もうとするのだが。